スケジュール|プログラム|プロフィール|オーケストラメンバー
Einem Violinkonzert lauschen, eine große Symphonie genießen – diese Kulturerlebnisse sind überall beeindruckend. Besonders bekannt ist aber Japan dafür, dass das Publikum sich für klassische westliche Musik begeistert. Gerade deutsche Orchester sind dort gern gesehene Gäste. Aus diesem Grund ist es mir eine große Freude, die Schirmherrschaft über die erste Japan-Tournee der Südwestdeutschen Philharmonie Konstanz zu übernehmen.
Ab Oktober dieses Jahres werden Deutschland und Japan mit der Veranstaltungsreihe „150 Jahre Freundschaft Deutschland-Japan“ gemeinsam das 150. Jubiläum der Aufnahme diplomatischer Beziehungen feiern. Für mich ist die enge Partnerschaft mit Japan ein Glücksfall. Wir haben gemeinsame Werte und wir arbeiten bei der Bewältigung globaler Herausforderungen wie Abrüstung und Klimaschutz sowie regionaler Krisen eng und vertrauensvoll zusammen. Die Grundlage für diese politische Partnerschaft bilden die vielfältigen Beziehungen zwischen unseren Gesellschaften. Das Ziel ist es, diese bestehenden und bewährten Verbindungen zu pflegen und gleichzeitig neue bleibende Kontakte zu schaffen. Wir wollen insbesondere junge Menschen dazu anregen, sich mit dem jeweils anderen Land zu beschäftigen und spannende und neue Seiten zu entdecken.
Die Tournee der Südwestdeutschen Philharmonie Konstanz trägt bereits im Vorfeld des Jubiläums dazu bei: Zum einen wird das Orchester unter der Leitung seines jungen Chefdirigenten Vassilis Christopoulos mit zwei jungen herausragenden Solistinnen – Sayaka Shoji und Mona Asuka Ott – konzertieren. Hier findet musikalischer Austausch zwischen Japan und Deutschland auf höchstem künstlerischen Niveau statt! Zum anderen – und das freut mich sehr – wird die Südwestdeutsche Philharmonie am 14. Juni in Tokio ein ganz besonderes Jugendkonzert für Berufsschüler geben.
Dem Orchester, dem Dirigenten und den jungen Solistinnen wünsche ich eine erfolgreiche Tournee mit vielen neuen und gewinnbringenden Erfahrungen im gastfreundlichen Japan. Allen Gästen der Konzerte – und ganz besonders den jungen Besuchern – wünsche ich viel Freude und ein großartiges Musikerlebnis!
Dr. Guido Westerwelle
Bundesminister des Auswärtigen
ヴァイオリンの協奏曲に耳を傾け、優れた交響楽の調べに身を委せる。こうした文化的な体験は、つねに感動をもたらしてくれます。
特に日本の聴衆の皆様は、世界のどこよりも西洋クラシック音楽に対する造詣が深いことで知られており、ドイツのオーケストラは、そうして皆様に愛され続けてきました。故にこの度、コンスタンツの南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の日本ツアーを後援させていただく運びになりましたことを、何よりも喜ばしいことと考えております。
2010年の10月から、「日独友好百五十周年」という名目で、日本とドイツの外交開始から150周年を記念し、様々な行事を合同で開催することが決まっております。私個人としましても、このような友好関係が続いていることは、まさに天恵としか言いようがないものと存じます。
両国は、同じ価値観を共有しており、軍縮問題、環境保護、地域紛争といった、グローバルな課題に対し、密接に協力し合って、これに取り組んでおります。
こうした政治的な協業体制は、二つの国の社会を結びつけている様々な関係性を地盤として成立しているものです。日本とドイツが共有する目標とは、すでにある友好関係を保つだけではなく、今後も続いていくであろう、新しいつながりを作り出していくことでもあるのです。
特に若い皆様に興味を持ってもらうことが、私たちの願いであり、それにより既存の価値観だけではなく、新しい価値観をも、それぞれの国文化から見つけていくことができるはずです。
南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団のコンサート・ツアーは、両国がともに目指しているこのような理念に、記念行事を前倒しで祝うものとして、貢献するでありましょう。
一方、オーケストラとその若き首席指揮者であるヴァシリス・クリストプロスは、モナ=飛鳥・オットと庄司紗矢香という、二人の傑出したソリストたちと共演することが決定しています。つまり、日本とドイツでもっとも高いレベルに達している音楽の個性が、一堂に会することになるのです!さらに私が特に喜ばしく思っているのは、今回オーケストラが若い学生のために、特別なコンサートを6月14日に東京で開いてくれるということです。
オーケストラ、指揮者、そして若いソリストたちが、日本の皆様の暖かい声援を受け、すばらしいツアーを実現し、貴重な新しい体験をすることを願っております。また、すべての聴衆の皆様、特に年若い方々にお伝えしたいことは、この優れたかけがえのない音楽コンサートを、ぜひ、心から楽しんでいただきたい、ということに尽きるでしょう!
ギド・ヴェスターヴェレ
ドイツ連邦共和国外務大臣
Musik ist ein Beleg für unsere Fähigkeit zur Verständigung. Sie verbindet Menschen über viele tausende Kilometer und trägt dazu bei, unsere Verbindungen zu stärken, unsere Gemeinsamkeiten zu vertiefen und das gegenseitige Miteinander und Verstehen zu fördern. In diesem Sinne freuen wir uns, als musikalische Botschafter Deutschlands und insbesondere der Stadt Konstanz, erneut in Japan zu Gast zu sein.
Von besonderer Wichtigkeit auf dieser Reise ist für uns die Musik von Wolfgang Amadeus Mozart - in Tokio werden wir an drei Abenden die letzten 12 Symphonien Mozarts zur Aufführung bringen. Für jedes Symphonieorchester bedeuten diese Werke eine riesige Herausforderung. Wir haben uns eine ganze Saison über darauf vorbereitet, haben alle Symphonien auch dem Konstanzer Publikum vorgestellt und freuen uns, nun den gesamten Zyklus vor dem großartigen Tokioter Publikum in der fabelhaften Akustik der Sumida Triphony Hall zu spielen.
Die Konzertreise bedeutet auch ein Wiedersehen mit Freunden - als Solistinnen werden uns Sayaka Shoji und Mona Asuka Ott zur Seite stehen und mit uns musizieren. Beide haben bereits sehr erfolgreich mit uns in Deutschland konzertiert.
Ich wünsche uns allen eindrucksvolle und unvergessliche musikalische Erlebnisse auf der bevorstehenden Reise!
Herzlich
Florian Riem
Intendant
音楽のおかげで、私たちはお互いが理解しあえることを知りました。
何千キロも離れた場所にいても、音楽は私たちをひとつにし、結びつきを強め、共有する願いを深めるだけではなく、お互いを理解する手助けをしてくれます。
故に、今回私たちがドイツのコンスタンツ市の音楽・文化大使として来日できることは、この上ない喜びであると考えています。
今回のツアーで特に力を入れている演目は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトです。
東京では三夜連続で、モーツァルトの後期12交響曲を演奏します。こうした種類の演奏は、どのような交響楽団にとっても、大きな挑戦であります。
私たちは全シーズンを通して準備を行ってきました。それぞれの交響曲を、コンスタンツ市の聴衆の皆様にもあらかじめ聴いていただいています。
そして今回、東京のすばらしい聴衆の皆様に、すみだトリフォニーホールのようなすばらしい音響の下で、このチクルス全曲を聴いていただけることを、心より楽しみにしております。
今回のコンサート・ツアーは、古い友人たちと再会する機会を与えてもくれました。庄司紗矢香とモナ=飛鳥・オットが、オーケストラの脇を固めるソリストとして、私たちへ加わってくれるでしょう。
二人はすでに、ドイツでのオーケストラ演奏に加わった実績を持ち、団員に深く愛されている一員なのです。
今回のツアーの音楽が、皆様にとって忘れがたい、かけがえのない体験となりますように!
フロリアン・リイム
南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団 ゼネラル・マネージャー
札幌6月7日(月)19:00 札幌コンサートホールKitara
主催:北海道新聞社/道新スポーツ/道新文化事業社/北海道芸協 |
東京6月8日(火)19:00 すみだトリフォニーホール 主催:すみだトリフォニーホール |
東京6月14日(月)13:30 東京芸術劇場 関係者のみの公演 |
京都6月15日(火)19:00 京都コンサートホール 主催:エラート音楽事務所 |
金沢6月16日(水)19:00 石川県立音楽堂 コンサートホール |
6月7日(月)
6月8日(火)
6月9日(水)
6月10日(木)
6月14日(月)
6月15日(火)
6月16日(水)
7 June
8 June
9 June
10 June
14 June
15 June
16 June
Southwest German Philharmonic
1932年、コンスタンツ公会議の開催地として世界へ名高いコンスタンツ市に創設される。その地理的位置から、スイス、イタリアとの結びつきが深く、チューリッヒのトーンハレ、ルツェルンのKKLホール、ミラノのサル・ヴェルディで定期演奏会をおこなうほか、ベルリンのフィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ等の著名会場、アテネやトレド等の国際音楽祭へも招かれ、いずれも絶賛を博した。現在は、年間100回を上回る公演数を誇って80,000人の動員を記録するなど、ドイツ最南部の中心的な芸術機関となっている。
南西ドイツ・フィルと共演してきたアーティストには、ゲルハルト・タシュナー、エリー・ナイ、ルートヴィヒ・ヘルシャーなど伝説的なゲルマン系の演奏家から、モンセラ・カバリエ、プラシド・ドミンゴ、ルチア・アルベルティ、アンナ・ネトレプコ、ロランド・ビリャソン、オーレル・ニコレ、カール・ライスター、ザビーネ・マイヤー、ヘンリク・シェリング、ユーディ・メニューイン、クリスティアン・テツラフ、ワディム・レーピン、ジュリアン・ラクリン、タベア・ツィンマーマン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ミッシャ・マイスキー、ウラディーミル・アシュケナージ、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、ルドルフ・ブッフビンダー、クリスティアン・ツィメルマン、ラルス・フォークト、アリス=紗良・オットまで華やかな顔ぶれが並び、ハインツ・ホフマンやトーマス・コンツ、ペトル・アルトリフテル等の名匠が歴代首席指揮者を務めて、2005年から、2000年国際ミトロプーロス指揮コンクールの第2位受賞者で、若手のホープと高い評価を受けるミュンヘン出身のヴァシリス・クリストプロスが音楽監督を引き継いだ。
これまで、ヘンデルの『水上の音楽』とバッハの管弦楽組曲第3番、モーツァルトのアリア集等の録音をリリース。2010年にはモーツァルトの交響曲第39番と第41番の録音を発表。1989年に次ぐ二度目の来日。
Vassilis Christopoulos : Conductor
1975年ミュンヘン生まれ。
アテネ音楽院でオーボエを学び、1993年からギリシャ放送交響楽団のオーボイストを務める。1995年ミュンヘン音楽大学の指揮科に入学し、ヘルマン・ミヒャエル教授に学ぶ。1998年ディプロマを獲得、マイスタークラスへ進んで、2000年マイスターディプロマも取得した。この間、サー・コリン・デイヴィス、ズービン・メータ、サー・ネヴィル・マリナー、およびムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者でもある古楽指揮者ラインハルト・ゲーベル等にも師事する。
2000年バート・ホンブルク指揮コンクール第1位、ディミトリ・ミトロプーロス指揮コンクール第2位、各受賞。1999年ギリシャ国立歌劇場の客演正指揮者へ就任し、2005年迄、ヴィヴァルディ、ヘンデル、モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ギリシャの巨匠ミキス・テオドラキスの新作等を手掛け好評を博す。また、デュッセルドルフのライン・オペラ劇場を始めとして、ドイツ各地のオペラハウスへも客演をおこなう。
2005年、コンスタンツの南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者となり、ハンブルク交響楽団、ベルリン・ドイツ室内管弦楽団、チェコ放送交響楽団、アテネ国立交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、スイスの名門ザンクトガレン交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等へ客演に招かれている。
BISからギリシャの作曲家スカルコッタスの作品を収録したCDをリリースしている。
Sayaka Shoji : Violin
1983年東京生まれ。
8歳からヴァイオリンを始め、1997年ヴィエニアフスキ国際、1999年ヴィオッティ・ヴァルセンシア国際各コンクール第1位受賞。1999年のパガニーニ国際コンクール最年少かつ日本初の優勝を飾る。日本を代表するヴァイオリニストのひとりで、サヴァリッシュ、メータ、デュトワ等名指揮者の数々と共演、世界の一流オーケストラへ招かれて高い評価を獲得している。
1999年都民文化栄誉賞、2000年出光音楽賞各受賞。使用楽器は1729年のストラディヴァリウス「レカミエ」。
Mona Asuka Ott : Piano
1991年ミュンヘン生まれ。
ドイツ人と日本人を両親に持ち、2歳からピアノを始めて4歳でコンサートデビューを飾る。グロートリアン・シュタインヴェーク国際、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際各コンクール第1位等多くの受賞歴を持ち、天才ピアニストとして早くから注目を集める。
ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ルール国際ピアノ・フェスティバル等へ出演して絶賛を博し、2009年にはバイロイト音楽祭でリサイタルを行ってセンセーショナルな成功を収めた。
ヴァシリス・クリストプロス
Vassilis Christopoulos
南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団
2010年日本公演オフィシャルサイト
制作:南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団
©2010 Southwest German Philharmonic
招聘・編集協力:藍インターナショナル
Management:Ai-International Corp.